ハイステ大阪感想*
ちょっと時間がたってしまったのですが、ハイステの大阪公演を一日見てきました~
日付は11/25、梅田芸術劇場の公演です。
面白かったんだけど、ちょっと残念だったかなと思うのでめちゃめちゃ好きなひとは要注意です。
もちろんネタバレを含みます。
▼ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」烏野、復活! ″
■烏野高校
日向翔陽役:須賀健太
影山飛雄役:木村達成
月島蛍役:小坂涼太郎
山口忠 役:三浦海里
田中龍之介役:塩田康平
西谷夕役:橋本祥平
縁下力役:川原一馬
澤村大地役:秋沢健太朗
菅原孝支役:猪野広樹
東峰旭役:冨森ジャスティン
■音駒高校
孤爪研磨役:永田崇人
黒尾鉄朗役:近藤頌利
海信行役:武子直輝
夜久衛輔役:後藤健流
山本猛虎役:川隅美慎
福永招平役:梶原 颯
犬岡走役:中村太郎
■伊達工業高校
青根高伸役:新井 將
二口堅治役:木村 敦
茂庭要役:釣本南
鎌先靖志役:橋本全一
笹谷武仁役:松本祐一
作並浩輔役:廣野凌大
■常波高校
池尻隼人役:松田 裕
■青葉城西高校
及川徹役:遊馬晃祐
岩泉一役:小波津亜廉
■烏野高校 OB
嶋田誠役:山口賢人
■烏野高校 顧問・コーチ
武田一鉄役:内田 滋
烏養繋心役:林剛史
原作 : 古舘春一「ハイキュー!!」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
演出 : ウォーリー木下(ウォーリー・キノシタ)
脚本 : 中屋敷法仁(ナカヤシキ・ノリヒト)・ウォーリー木下(ウォーリー・キノシタ)
▽
舞台の前作公演終了後に原作漫画に嵌り、色んな周りの友だちから「ハイステはほんとに面白いから!」と言われて絶対に行きたい!しかも今回は音駒!!(※推し)
とワクワクしていったのですが……まず、まずチケットが取れない…!!!!!(笑)
先行から大分いろいろ捏ね繰り回したのですがどうしても確保できず泣いていたところで日程が被った友人に譲ってもらいました。その節は本当に有難う友人………
ほんとに人気な公演なんだなあというのがひとつ。
それで譲って頂いたのがS席だけど16列目ぐらいかな?と思うんですね確か。
これが…結構…遠い…!!梅劇が広いのもあると思うんですけど16列目でオペラグラスを忘れてしまった私はオッ…結構遠い…というのがありまし…た…(私の落ち度です)
譲ってくれた友達もSなのに後ろの方でごめんね;;って言ってたので行けるだけで勿論凄く有り難かったんですけど…!!
二階席以上は角度で確認できなかったのですが、殆ど埋まっていたと思います。凄いなあ。
あらすじは割愛。OPと烏野の練習風景~音駒練習試合~伊達工との試合~と続いていきます。
舞台装置がすごく斜めに傾斜していて、遠目でみるとスケートボードにつかうような…(スケボほどの傾斜じゃないんですが一番角度の上だとそこそこありそうな気がしました)
この舞台装置を使ったマッピングは本当に素晴らしかったです。
床のマッピングと、奥の壁の投影とがシームレスに繋がっていて、この二枚をフルに使ったOPのキャラ紹介は身体が震えるぐらいかっこよかったです。
バクマンの主題歌の宝島のPVイメージのような、原作漫画をよりイメージしたコマや台詞をドンと見せてキャラもだして床に映ったものの上に乗っていたり、壁の投影で動きを見せたり、そういう演出がすごくよくて、ハイパープロジェクションすげえ!と思いながらでした。
キービジュにも使われているあのゴミ捨て場のようなものが錯乱したセット。あれを積んで~バラして~っていうのがさささっと行われてるのがすごかった。
ここの照明もめちゃくちゃすごくて、ひとりひとりにスポット当たって行って最後に影山くんが旗を掲げるともう"現在"に戻ってる。一瞬の魔法のような感じでした。
セット組を変えるのはダウンを着た(その時出番のない役者さんたち)なので役者さんはほんとに休む暇がないですね。ユニフォームがまるまる見えないんですが、足元と身長でだいたいどなたかつかめてきます。笑
多分近くで観たらもっとわかると思いますので円盤で見たら間違わないかもしれません。
あと研磨とクロの子どもの時の回想シーンや、後半のシリアスなシーンで思考や台詞を巡らすという演出で舞台装置真ん中の円の部分がグルグル回るのはすごく面白かったです。不安定で迷っているというのがすごく伝わってきました。はいきゅーの子たちは高校生…!
そういった装置の演出面と、キャストさんの演技は本当に素晴らしかったです。
可愛かったところからになりますが、合宿シーンでの烏野⇔音駒のおふとんスイッチほんとにすごいですね!?!?!
最初に入れ替わった時完全に目が点になりました(アレッ消えたぞ…)
結構入れ替わりが激しいので、どんどんお布団が乱れて行ってしまい、後半隠れきれてないのも含めて凄く可愛かったです。
研磨と影山くんのお布団をずっと見ていたんですが影山くん(@たつなりさん)の手足が長くて隠れきれてねえ……と思いつつでした。私の回ではちょっとはみ出てた影山くんを虎と研磨が少し気にしてる風だったような感じが…やりすぎないメタが楽しいです。
2幕の最初が客席から烏野がドーンと出てくるのですがわっちゃわっちゃしてて凄く可愛かった…ツッキーはカリッカリに細くて顔が小さくて本物だった……
試合のシーンも音駒も伊達もほんとにかっこよかったですね…ここでもいかんなく発揮される最高のマッピングショー。
ハイキューは台詞も素晴らしいものが多いのですが、それを纏めてドンと映し、
「繋ぐ」と続けたときは涙が出ました。
伊達工のときの鉄壁の表現もすごくよかった。強くて勝てなさそう!っていうのがありありとでていて舞台でありながらアニメをみているような感覚になっていました。
伊達工は卒業生がいるので客席からすすり泣きが…スポーツ作品の宿命ですが。
最高のマッピング演出とそれに支えられたキャストさんの演技と音楽が凄く面白かったです。日向くんが主役だけど、全部日向目線でもないというか、存在しているキャラクタ皆が主役でそれぞれ生きているという感じがしました。
ざっくり感想。
烏野/ 須賀くんはほんとに日向だった。動き回って飛び跳ねてでも諦めない。その一秒までがずっと日向くんだった…よかった笑顔が遠くからでも爛々に見えました。
あとは縁下くんがいい味だしてたかなあと。きよこさんが居ない分の枠を全部担ってくれていたことと、あと原作ではこの話のもっとあとに「次のキャプテンにするなら縁下」っていうのが2年生の総意なんですよね。(そのエピソードも最高)
それを踏まえて、というか動き回る龍&ノヤコンビをちゃんと制御していてすごく縁下先輩だった…それがすごく、リアルだと感じました。この人はたしかにいつかキャプテンになる…
ツッキーがガチ。
音駒/推し!!!!!!!!!!!!推せる!!!!!!!!!!!
動きがしなやかに滑らかに動いて且つ素早く、目を放したら見失うかのような柔さもあった。ねこちゃん!!! クロ(@しょーりさん)がバレー経験者ということでフォームが美しい。血液ポエムも最高でした。
クロと研磨は常にワンセットみたいなイメージがあって、それは覆らなかったんですけど、クロと海さんと夜久さん、研磨福永虎の3年生2年生ペアも可愛かった…2年生は意外と原作で少ないからとても嬉しかった。皆"脳"が大好きだなあ!!
福永君がずっと好きなので3次元も最高すぎて手を合わせた…
しょーりさんの重心の掛け方、すごい生っぽくて私は好きでした…感想おいかけてると賛否両論っぽいですが。 猫背でだるっとたつ研磨くんはすごくよかった…またみたい…
伊達工/
なんで歌った!?!?!?!??!?
以下ちょっとだけ不満点。
遠い分、マッピングは本当によく見えました。(近い席に座っていた友人に聞けば、角度がないので床のマッピングは全く見えなかったと言っていました)
床も壁も、真正面の座席ではなかったものの意図しているものの7割ぐらいは観れたかな~と思います。
が、その分やっぱ遠かった。かなあ、ちょっと座席による博打感が強いですね…
何回も観れたらまた違うと思うんですがチケットが取れなくて!!!笑(二度目)
あとこれは本当に自分目線のみなので完全な好みですが…
というか音駒且つ黒尾と研磨の幼馴染コンビが好きな人間のたわごとなんですけど……
子ども時代の回想シーンの人形なに!>!?!?!?
いやもっと近くで演出意図がわかれば納得できるのかもしれないので…ちゃんと…円盤は観ますが……
あのシーン、ほんとにすごく好きなシーンで、子ども時代に黒尾がインドアな研磨を誘ってバレーをしていて、研磨自身はものすごくバレーが好きだというわけではないけど、楽しかったっていう思い出を重ねてるシーンで…すごくいいシーンで…アニメは…めちゃめちゃよかったよ………
遠目だったんですけど人形もあんまり可愛くなくて…うう…
そっちに気を取られすぎて頭が一瞬真っ白だった…ここが一番きつかった……
それこそ壁にシルエットを映して、声だけ今の研磨と黒尾に当ててもらうのでもよかったんじゃないかなあと思います……
自分のめちゃめちゃ好きなシーンが!っていうのが心に刺さりすぎて暫くウッとなってしまったんですけど試合はよかった~~ダンスがくるくるしててかわいかった。
ハイステ次回公演もチケットなんとか取れたのでするりと行ってきます。
及川さん(@遊馬さん)が出てきた瞬間に花背負ってきたような華やかな方で、
及川さんだ~~~と感動していました。
殆ど解説役でしたけど、岩ちゃんと拳ゴツンしたのは熱かったなあ~。
今回テニミュでいうとゲスト枠にあたるようなくらいの出番だった青城戦凄く楽しみです。